生命保険の基本 > 病気やケガの時の医療保険選びのポイント > 保険アドバイザーから見た「がん保険が摘要されないがん」とは?
日本人の死亡原因のトップにあるがんですが、がんはがんでも、がんでいはないがんがあります。つまり、さっかくがん保険に加入し、その数年後にがんだと診断され入院・手術をしたのに、保険金が支払われなかったといったことがあるのです。これは、がんの中でも「上皮内がん」と呼ばれるもので、大腸の粘膜や子宮頸部などに見られる、ごく早期のがんです。
私自身、医者ではないので医学的なことはよくわかりませんが、この「上皮内がん」は、粘膜層に沿って盛り上がることなく水平にがん細胞が広がるようです。「皮」の「内」側、つまり皮膚の内部に広がるがんでなく、その「上」の粘膜層に広がるがんのことを「上皮内がん」と呼ぶそうです。「上皮内がん」であっても、そのがん細胞を放置すると、進行してがんになることもありますが、治療すれば、その後3年の生存率は100%に近いようです。
この「上皮内がん」に対し、10数年前までは、がんの対象外となっている保険商品が多かったようです。しかし、保険のプロでなく、また医学的にも素人である保険加入者側からすれば、「上皮内がん」でも従来のがんでも、その区別はわからなくて当然とも言えます。
そこで、保険会社としても顧客側の視点に立って改善の傾向が見られ、今では、この「上皮内がん」も保険金支払いの対象とする、そういった保険商品も販売されているます。ただ、ここでご注意いただきたいのは、同じ保険会社の販売する保険商品であっても、がん保険ならば「上皮内がん」は保険金支払いの対象であっても、医療保険は「上皮内がん」での入院は対象外となっている場合もあります。
こういったことは、保険会社から加入時に渡される約款に書いてあるほか、パンフレットにも小さな字で書かれています。そんな小さな字など読んでいないという人は、保険会社に問い合わせるのがいいでしょう。