2011年8月24日水曜日

入院が支払いの条件だが「入院なら何でも可」ではない

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 入院や手術が保険金支払いの対象となっている医療保険。しかし、入院ならばなんでも保険金が支払われるわけではありません。では、その支払いの対象となるのは?

検査入院などは保険金が支払われない

 医療保険の保険金支払いの対象となる入院は、病気やケガによる入院です。つまり、病気やケガといった原因があるのが大前提で、それを治療するためにやむなく入院しているといった「病気・ケガ→治療」という状況が必要です。したがって、人間ドックに入るために1泊2日で入院するといったものは、これに該当しません。

 拡大解釈をすれば、病気などの原因があって、それを検査により発見し治療するとも取れるのですが、「病気・ケガ→治療」という目的からすると、検査自体が目的となる入院はその対象外となります。ただし、こうした検査で悪性のガンなどを発見した場合、そこからの入院は「病気・ケガ→治療」であり、当然、入院保険の支払い対象となります。 また、美容整形や豊胸手術などは、「病気・ケガ→治療」に当たらず、当然ながら保険金は支払われません。

正常分娩は入院保険の対象とならない

 出産の場合、産婆さんが来て自宅で出産するといったケースは稀で、大半の女性は入院するはずです。 しかし、こうした入院でも正常分娩であれば、「病気・ケガ→治療」に該当しません。つまり、病気やケガではない正常な状態だからです。ただし、帝王切開の場合は、医学上も異常分娩となり「病気・ケガ→治療」という流れに該当し、保険金が支払われることになります。したがって、帝王切開の場合には、必ず保険金請求を行うようにしましょう。