一家の大黒柱である夫に先立たれて、女手ひとつで子どもを育てるという話はよく聞きます。しかし、逆に子どもを残して妻に先立たれた夫はどうなるのでしょうか?
未亡人には様々な公的支援がある
夫が先に亡くなり妻が残された場合、子どもがいれば年間100万円以上の遺族厚生年金などの公的支援があります。また、夫名義で住宅ローンを借りていた場合は、団信にて住宅ローンはなくなります。ましてや、数千万円といった高額の生命保険にも加入しているとなれば、大きな不安はある程度払拭できるかと思われます。
ところが、これが逆ならどうでしょう?幼い子どもを残して妻に先立たれた場合、遺族年金は期待できず、また住宅ローンは以前のままです。 そのうえ、高額の保険にも加入していないことからも、むしろ、幼い子どもを残して妻に先立たれるほうが苦しい状況が待ち受けているとも言えます。
妻も死亡保険に加入しておくべき
専業主婦なら万一があっても、経済的な保障は必要ないと考える向きもありますが、やはりここは死亡保障を持つべきです。たとえば、毎月5万円を受け取る収入保障型の保険だと、30歳女性の場合、毎月の保険料は1000~2000円程度です。
このほか、死後整理資金としての終身保険や、医療保険に加入しても、毎月1万円で充分お釣りがきます。女手ひとつで子どもを育てるのも大変ですが、現実には、男手一つで子どもを育てるほうが厳しいかと思われます。万一に備えるのは、大黒柱である夫の保険だけではないことも知っておきましょう。