2011年8月24日水曜日

かんぽ生命保険が扱っている「かんぽ」とは何か?

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 郵便局が民営化され、かんぽ生命保険が発足しました。そこでは、郵便局時代から扱う「簡易保険(かんぽ)」があります。なにが、「簡易」なのかを見ておきましょう。


郵便局からかんぽ生命保険へ

 郵便局が民営化され、4つの会社に分割されました。郵便局での窓口業務を行う郵便局株式会社のほか、郵便物の配達を行う郵便事業会社、貯金業務を行うゆうちょ銀行、そして保険事業を行うかんぽ生命保険があります。保険に関し、民営化以前に郵便局で扱っていた簡易保険は、かんぽ生命保険に引き継がれたのです。

 保険料の支払いや、入院・死亡時の保険金支払いの業務は引き継がれていますが、従前の契約の保障内容の変更などはできないことになっています。また、民営化以前の保険には、万が一郵便局が保険金を払えなくても政府が保証するという政府保証がありますが、民営化以後は政府保証はありません。


何が「簡易」な保険なのか

 保険制度は明治時代に導入されたわけですが、当時の民間会社の保険というのは、保険料が非常に高く、庶民が気軽に加入できるものではなかったようです。そこで、国家が運営する郵便局が、庶民にも「簡易」に加入できるようにと始めたのが簡易保険の始まりです。

 具体的には、医師の診察がないといった加入時の手続きが「簡易」である分、高額の保険ではなく保険金額を低めに抑えてあります。そして、保険金額が低めということで、保険料も低く抑えており、結果、庶民が「簡易」に加入できるという仕組みになっています。民営化以後も、加入時の医師の診査は不要で、保険金額に制限があります。