保険会社には、貯蓄機能を備えた保険として個人年金保険があります。これは、死亡保障を目的とした保険ではありません。この年金保険について説明しましょう。
個人年金は老後に備える保険
個人年金保険とは、保険という名がついていますが、死亡時などの高額な保障を期待できるものではなありません。もちろん、死亡後にも遺族が受け取ることができる年金もあるので、銀行などの預貯金とは違うものですが、でも基本的には、老後に備えた資金を、若いうちから少しずつ貯めておくものだととらえてください。
先のページで説明した養老保険ならば、貯蓄機能に加え、保険加入期間中の死亡時には、死亡保険金が受け取れます。しかし、個人年金保険においては、保険料を支払っている間に死亡しても、それまでに支払った保険料相当額の保険金を受け取れるにすぎないのです。ゆえに、個人年金保険で大きな保障を期待することはできません。
老後に年金方式で受け取る
貯蓄機能のある養老保険では、満期時にその満期金を一括で受け取ります。しかし、個人年金保険の場合は、年金と名のつく以上、「年」ごとに、お「金」が受け取れるという、言い換えると、定期的に一定金額が銀行口座に振り込まれるのです。 実際には、1年に1度という個人年金保険もあれば、毎月受け取れるタイプのものもあります。 受け取る方法は、「終身年金」とか「5年確定」など様々ですが、バブル期には「終身年金」がよく販売されていました。ですが現在は、「5年確定」などが多いようです。