日本の生命保険会社が多く扱う「定期付終身保険」。定期保険なのか終身保険なのか、まぎらわしい保険ですが、この保険に加入している人が圧倒的に多いのです。
終身保険が「車」で定期保険が「カーナビ」
生命保険契約には、主となる契約である「主契約」と、オプションで追加できる「特約」とがあります。これを車に例えると、主契約が「車」本体で、特約が「カーナビ」です。基本的に、「車」という本体があってこそ付加できるものが特約です。
そこで、この定期付終身保険ですが、正確には「定期保険特約付き終身保険」であり、終身保険という「車」に定期保険という「カーナビ」が付加されているわけです。実際の保険契約には、このほかにも「入院特約」や「災害特約」「三大疾患特約」といったものなど、さまざまな特約が付加されている、そんな保険商品が多くなっています。
定期付終身保険のメリット
もし、30歳男性が、遺族に対し3000万円の保障が必要だとした場合、終身保険だけでは毎月約6万円支払うことになります。これが定期保険だと9000円ほどで済むのですが、これだけでは葬式代などの死後整理資金を準備できません。そこで、死後の200万円の終身保険と、2800万円の定期保険を組み合わせれば、毎月約1万3000円で死後整理資金と遺族の保障を準備することができます。
これが、さらに収入保証型だと、保障額は年々減少するものの、毎月約7000円で、より大きな保障が可能となります。このように、それぞれの保険の特徴を組み合わせることで、安い保険料で大きな保障をいった理想の保険プランを設計することができるのです。