2011年8月24日水曜日

健康上の理由で新たに保険に加入できない人も見直しをしよう

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 生命保険の見直しでは、保険料の安い保険に加入し直せば保険料を安くすることができます。しかし、健康上の理由から新たに保険に加入できない場合は、どうすれば?

保障の金額を減らして保険料を下げる

 生命保険の見直しの最大のポイントは、必要以上の無駄な保障を削減し、掛け捨てとなる保険料を少なくすることです。保障が年々下がっていく収入保障型の保険が、最も理にかなった形だと言えます。

 しかし、従来の定期付終身保険から収入保障型の保険を販売している保険会社に生命保険を入り直そうにも、健康上の理由から、新たな保険の加入ができない人もいます。

 その場合には、既存の保険契約の保障金額を5000万円→3000万円に減らすようにすれば、保険料も引き下げられうことになります。

 必要最低限の保障は維持しなければなりませんが、Mサイズの人がLサイズを着る必要はまったくないのです。

保障金額と保険料を見直すときの注意

 30~40代で保障金額を下げようとすると、保険会社の営業担当者から「これから子どもにお金が必要なのですから、逆に保障を増やすべきです」と言われることがあります。

 確かにそうかもしれませんが、将来に「これから子どもにお金が必要」なことも計算したうえで、加入時に当初の保険金額を決めたはずであることからも、それ以上に保障額が増えるのはおかしな話です。

 加入時よりも年数が経過した分、その経過年数分の生活費や教育費相当分を削減することが保険のスリム化につながることからも、「逆に保障を増やすべきです」といったセールストークには引っかからないように注意してください。